北野駅 (京都府) (Kitano Station (Kyoto Prefecture))
北野駅(きたのえき)は、かつて京都府京都市の京福電気鉄道北野線に存在した鉄道駅である。
駅概要
京都電燈が路線を建設した際、終着駅として開設した駅である。
北野天満宮の南側にあたり、頭端式ホーム2面3線の配線となっていた。
駅舎は木造の簡易なものであった。
のち、今出川通の拡張に伴い京都市電今出川線が北野紙屋川町から北野白梅町まで延伸されることになったため、京福電気鉄道北野線は北野白梅町-北野間を市電へ譲渡することになり、その際北野電停は市電のそれと統合されたため、京福の駅は廃駅となった。
駅跡には現在、仏教関係の施設が建てられている。
駅周辺
北野天満宮
沿革
1925年(大正14年)11月3日 北野-高雄口間開業により開設。
1958年(昭和33年)9月16日 今出川線北野紙屋町-北野白梅町間延伸に伴い、廃駅。
隣の駅
京福電気鉄道
北野線
北野駅 - 北野白梅町駅